人生折り返し日記

いわゆるモーニングノートです。愚痴ばっかで

2023/12/27 クリスマスソングで思い出す

随分書かずに時間が過ぎてしまった。書きたいこと、書けることは沢山あったのだけど、タイミングを逃してしまった。まだまだ書く習慣が身についてないのだろうな。

書いてない間にクリスマス期間が過ぎてしまった。今年のクリスマスはひっそりと、小さな驚きがあった。
少し早い部屋の片付けをしていた。音が無いのも寂しいので、珍しくラジオをつけていると、Kissin' Cristmasが流れてきた。びっくりした。その理由を説明はできる。けど、その想いを共有することは難しい。この曲を聴いて驚く人というのは、私と同じようにそれなりの年齢の人である必要がある。

この曲はもともと1986・87年に行われたクリスマス特番のために作成されたもので、曲が桑田佳祐、作詞がユーミンという豪華なものであったが、長い間発売がされず、たった2回だけクリスマスに行われた特番で歌われただけであった。当時は会社の利権問題とか色々噂され、結果として長く幻の曲となっていた。ただこの曲に根強い人気があったのか、一度だけ桑田のベストアルバムに、桑田1人バージョンが収録された。それだけでも十分過ぎるほど感動した。

今年流れてきたKissin' Cristmasは、初めて聞くバージョンであった。けど、桑田とユーミンの声が収録された奇跡のような曲が流れてきた。ある意味オリジナルメンバーによる再録音であった。37年だ。37年の時間がざざっと戻る感があった。37年前のクリスマス。もちろん父親も健在であるし、家族で過ごすクリスマスであった。今ほど色々な娯楽がある訳では無いので、テレビをつけてこの特番「Merry X'mas show」を見ながらケーキを食べ、プレゼントをもらい、冬休みに入るワクワクを感じていた。頭のどこかに保存されていたそんなイメージが、ワーっと再生されてきた。音楽の素敵で素晴らしい効果であり、時に残酷で辛い力である。そして何より時の流れの重さを感じることで、表現し難い感情に襲われる。ただ一つ整理して表現できるのは、あの頃に思っていた自身の将来と、実際の今の有り様はどう違いがあるかを考えてしまうことであり、そこに触れると重い気持ちになる。

「思い描いた未来に辿り着けましたか?」と聞かれれば、やはりNoになってしまう。大半の人は同じかな、と勝手身思っている。違ったらごめんなさい。何やっていたんだろうとも思うし、結局何のために一生懸命毎日仕事していたんだろう、なんて思ってしまう。
ここから少し思い直してしっかりと生きるか、先が長い訳でも無いのでケセラセラで散財しながら生きるか、年末真剣に考えるか。。。。

まとめ

何も難しく考えない方が楽しいと思う。けど性格は変えようが無いんだよな。。。